ここ数年の最近の彼の”ラ カンパネラ”(リスト)と”幻想即興曲”(ショパン)をYouTubeで聴くことがでいます♪是非、聞いてみてください。以前は、素晴らしい技術だけど、少しスピードが早めに聞こえたのでしたが、今は絶妙なテンポで、何よりも彼の一音一音が澄んでピュアな音色に聴こえます。
幻想即興曲は、私のショパンのピアノ集CDでは、誰が弾いてるのか？抑揚のあまり無いテクだけの様な弾き方で、好きではなかったですが、彼の曲はまるで違う曲の様に、美しく、情熱的な弾き方をしてくれます。
ラ カンパネラは言わずと知れた超絶技巧の超難易度の曲で、盲目で弾ける代物では無いのでしょうけど、今や、盲目だからどうとか…ではなく、あの跳躍を一音一音をしっかりピュアに美しく弾けるのが何より凄い。作曲したリスト本人もさぞかし驚いているだろう…
楽譜を見ることができないというより、楽譜という媒体を知らないわけで、彼独自の楽譜に替わる媒体で暗譜？？暗記しているわけです。譜面を通さずに音から音に繋げている弾き方をすると言われてます。だからピュアな音色に聴こえる…とか…😅 能書きは要らないですよね。素晴らしいとしか言いようがないです。
